この記事では、「2乗(²)」の記号をかんたんに入力する方法を、初心者さん向けにやさしくご紹介します。
「え?2乗ってどうやって出すの?」と悩んだことはありませんか?
でも大丈夫!
スマホ・パソコン・タブレット、どんなデバイスでもすぐに使える方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事でわかること
- 2乗記号のコピペ(今すぐ使える!)
- パソコン・スマホ・タブレット別の入力方法
- WordやExcelでの入力方法
- 文字化けやトラブルの対策方法
2乗(²)の打ち方|まずはコピペで簡単に!
いきなりですが、こちらをコピーして使ってください。
²
※スマホの方は長押し、パソコンの方はドラッグしてコピーできますよ。
「2乗(二乗)」の読み方と意味

乗は「にじょう」と読みます。
でも、医学や化学の分野では「じじょう」と読むこともあります。
たとえば、
数学では「3²(さんのにじょう)」
面積の単位では「m²(へいほうメートル)」
電気の計算式などでは「V²(ボルトの二乗)」と表されることも。
こんな風に、日常生活や学校の勉強だけでなく、専門的な場面でもよく使われています。
また、「二乗」という言葉には「自分自身をかける」という意味があるので、「3の二乗」は「3×3」のことになります。
さらに、二乗を含むこれらの表記は 「累乗(るいじょう)」 と呼ばれるグループの一つです。
累乗とは、ある数を何回か繰り返してかけることを指し、
- 2乗(²)= 同じ数を2回かける
- 3乗(³)= 同じ数を3回かける(例:2³=2×2×2)
- n乗(ⁿ)= 同じ数をn回かける
というように、上につく小さな数字(指数)で回数を表す仕組みになっています。
「二乗」だけでなく「三乗」や「四乗」などもあり、物理や化学・工学の計算、統計、さらにはコンピューターの処理量の話など、より専門的な場面でもよく登場します。
「二乗」と聞くと数学だけの話に思えるかもしれませんが、実はお料理レシピのカロリー計算や、家の間取りの面積表記など、私たちの身の回りにたくさん登場していますよ。
覚えておくと、いろんな場面で役立ちますね♪
「上付き文字」ってなに?

「2乗(²)」は上付き文字と呼ばれる種類の記号です。これは、文字や数字が通常の文字よりも小さく、上の方に配置される特殊な表示方法です。
他にも上付き文字には、以下のようなものがあります。
- 商標(TM)
- 登録商標(R)
- 3乗(³)
- 度数(例えば角度を示す “°” など)
数字や記号がちょこんと上についているアレですね。見た目もかわいらしく、特別感がありますよね。
上付き文字は、ただの飾りではなく、意味のある記号として使われることが多いです。
例えば、数学の式では「2乗」「3乗」などの表現に使いますし、面積や体積の単位でもよく登場します。
また、法律上の商標記号(TM)や登録商標(R)も上付き文字で表示されることが一般的です。
これを使うと、文章や数式、単位表記がとてもきれいに見えますし、情報としても正確に伝わります。
最近では、スマホやパソコンでも簡単に上付き文字が使えるようになったので、ぜひ覚えておくと便利ですよ♪
コピペで使える「上付き/下付き」記号リスト

日常の文章や数式、化学式、単位、SNS、メモなどで使える、コピペ可能な「上付き文字(Superscript)/下付き文字(Subscript)/特殊な上付き記号」をまとめました。
必要なところに貼り付けてお使いくださいね
上付き・特殊記号(Superscript / Superscript-style)
| 文字/記号 | 用途の例 |
|---|---|
| ⁰ | 10⁰ のように “0乗” を表したいときに |
| ¹ | x¹(1乗)、脚注番号などに便利 |
| ² | x²、m² のように“2乗”、面積の単位などに |
| ³ | x³ のように“3乗” を表すときに |
| ⁴ | x⁴ など“4乗以上”を示すときに |
| ⁵ | x⁵ などに対応 |
| ⁶ | x⁶ などに対応 |
| ⁷ | x⁷ などに対応 |
| ⁸ | x⁸ などに対応 |
| ⁹ | x⁹ などに対応 |
| ⁺ | 上付きプラス記号 |
| ⁻ | 上付きマイナス記号 |
| ⁼ | 上付き等号 |
| ⁽ | 上付き左括弧 |
| ⁾ | 上付き右括弧 |
| ⁿ | 上付きアルファベットの小文字 n(例:3ⁿ)などに |
| ° | 温度の「℃」の “°” や、角度の「45°」などに使う小さな丸。上付きっぽく表示される “度記号”。 |
| ′ | 分(′)、フィート (′)、または 補足的な “プライム記号”。角度・時間・長さの単位などに使われることがある記号。 |
| ″ | 秒(″)、インチ (″)、または “ダブルプライム記号”。角度・時間・長さの単位などに使われる記号。 |
ただし注意点があります:これらの記号(特に “°, ′, ″”)は「すべてのフォント・環境で“上付き”としてキレイに表示される」わけではありません。
フォントや閲覧環境によっては位置がずれたり、思ったように見えなかったりすることがあるので、その点を踏まえてご利用ください。
下付き文字(Subscript)
| 文字 | 用途の例 |
|---|---|
| ₀ | H₂₀(化学式の “0” を下付きで)、添え字ゼロに |
| ₁ | CO₂₁ のように下付き “1” を示すときに |
| ₂ | H₂O の “2” や、添え字 ₂ を表すときに |
| ₃ | X₃ のような添え字に |
| ₄ | 例:H₂₄ などに |
| ₅ | 例:A₅ などに |
| ₆ | 例:B₆ などに |
| ₇ | 例:n₇ などに |
| ₈ | 例:x₈ などに |
| ₉ | 例:y₉ などに |
| ₊ | 下付きプラス記号 |
| ₋ | 下付きマイナス記号 |
| ₌ | 下付き等号 |
| ₍ | 下付き左括弧 |
| ₎ | 下付き右括弧 |
| ₐ | 下付き英字 “a” — 式や添え字などに便利 |
| ₑ, ₒ, ₓ など | その他の下付きラテン小文字(フォント依存)などにも対応可能 |
使うときのちょっとしたコツ
- まずコピー&ペーストで使うのがいちばん簡単。
特にスマホなら長押しでコピーできます。
- 温度(°C など)、角度(45°)、時間や角分/角秒(′/″)、化学式、脚注、単位、添え字など、文章や数式の中に 「ちょっと特別感」 を出したいときに便利です。
- ただし すべての文字がすべてのフォントで正しく表示されるわけではない ので、表示が崩れたりずれたりする場合は、フォントを変えてみるか、別記号(普通の数字や単位の文字)で代替するのも手です。
- また、複数文字をまとめて上付き/下付きにしたい場合は、専用の “スモールテキスト生成サイト” や “Unicode 変換ツール” を使うと便利です。
【デバイス別】2乗の打ち方

Windowsパソコンの場合
【**Altキーを押しながら「0178」**をテンキーで入力します。】
この方法は「数値コード入力」と呼ばれていて、Windowsパソコンで記号や特殊文字を入力する基本的なテクニックなんですよ。
※テンキー(数字キー)がないノートパソコンの場合は、「記号と特殊文字」から選ぶ方法もあります。
- WordやExcelを使っているなら、「挿入」→「記号と特殊文字」のメニューから「²」を探して入れるのもおすすめです。
- また、Google日本語入力やMicrosoft IMEでも「上付き文字」と検索すると「²」が出てくることがあります。
Mac(マック)の場合
【control+command+スペースを押すと、絵文字や記号一覧が表示されます。】
この中から「²」を選べば、簡単に入力できますよ。
Macには「文字ビューア」と呼ばれる機能があり、ここからも「²」を探せます。
よく使う記号はお気に入り登録しておくと、次からすぐに呼び出せるので便利ですね。
iPhoneの場合
【一番簡単なのは、コピーして使う方法です。】
この記事の上にある「²」をコピーして、必要な場所に貼り付ければOKです。
さらに便利なのが「ユーザー辞書」登録。
iPhoneの設定画面から「一般」→「キーボード」→「ユーザー辞書」を開いて、「よみ」を「にじょう」などにして「²」を登録しておけば、いつでもすぐ呼び出せますよ。
また、iOSのバージョンによっては、「にじょう」や「じじょう」と入力するだけで変換候補に「²」が出ることもあります。
Androidスマホの場合
【Androidでは、入力キーボードの「記号」や「数字の変換候補」に「²」が出てくることもあります。】
たとえば、Google日本語入力やSimejiなどのキーボードアプリを使っていると、「2じょう」と入力して変換すると「²」が候補に表示されることがあります。
もし表示されない場合は、「記号一覧」を開いて探す方法もあります。
それでも見つからないときは、この記事の上にある「²」をコピーしてペーストするのが一番簡単で確実ですよ。
また、よく使う方は「ユーザー辞書」に「にじょう」→「²」で登録しておくと、もっと便利に使えます。
iPadの場合
【iPhoneと同じ方法でOKです。】
この記事からコピーして使ってもいいですし、「ユーザー辞書」に登録するのもおすすめです。
また、iPadはApple Pencilでの手書き入力も対応しています。
手書きで「2じょう」と書いて変換すれば、「²」が候補に出てくる場合もありますよ。
iPadの手書き機能は、指でなぞっても使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
Chromebook・Surfaceの場合
【Chromebookでは、「記号変換」で「2乗」と入力すると「²」が出てくることがあります。】
Googleドキュメントなどを使っている場合は、メニューの「挿入」→「特殊文字」から「²」を探す方法も便利です。
SurfaceはWindowsと同じ方法で入力できます。
具体的には、Altキーを押しながら「0178」をテンキーで入力する方法や、「記号と特殊文字」から選ぶ方法があります。
また、Surfaceのタッチパネルを使って手書き入力でも「²」が選べる場合があるので、試してみてください。
Chromebookでスムーズに二乗を入力する方法
Chromebookでは、特別なアプリを使わなくても “x²” のような二乗が簡単に入力できます。
もっとも手軽なのは、右クリック(タッチパッドの二本指タップ)で「絵文字・記号パネル」を開いて入力する方法です。
- 入力したい場所で右クリック
- 「絵文字・記号」または「特殊文字」パネルを開く
- 「²」を選んでクリック
もし見つからないときは、「superscript」「2」などで検索すると早く見つかりますよ。
Google日本語入力を使った二乗の出し方
Google日本語入力をお使いなら、2乗の入力がもっと楽になります。
- 「すうじょう」→ 変換すると 「²」 が候補に出る
- 「にじょう」→ 「²」 が候補に出る
- 「ど」や「じょう」などの読みでも表示されることあり
Google日本語入力は変換候補がかなり豊富なので、まるでスマホの予測変換のようにパッと出せるのが魅力です。
ユーザー辞書を使ってもっとラクに入力するコツ
2乗をよく使う方には、ユーザー辞書登録がおすすめです。
「にじょう」「すーぱー」など、好きな読みで “²” を登録しておけば、入力がぐっとラクになります。
登録例:
- 読み:にじょう → 単語:²
- 読み:じょう2 → 単語:²
数字や化学式をよく使う方にもとても便利です。
h3:覚えておくと便利なショートカットまとめ
環境によっては、ショートカットや簡単操作で二乗を入力できます。
- Windows+Word / Google Docs
→ 「^2」と入力 → 自動変換されることがある - Mac
→ 文字ビューア(⌘+Control+Space)から「²」を選択 - Chromebook
→ 「Search(虫眼鏡キー)」+「Shift」+「Space」で記号パネルが開くことも
どの方法も「覚えておくと時短になる」便利ワザです。
【アプリ別】2乗の入力・計算方法

Excel(エクセル)での入力
計算する場合
=A1^2と入力すると「A1の2乗」が計算できます。
表示する場合
- 「²」をコピペしてセルに貼り付けましょう。
- 「上付き文字」の書式設定も使えます。
Word(ワード)での入力
基本のやり方
【Wordには「上付き文字」のボタンがあります。】
これは、ホームタブの中にある「文字飾り」のアイコンから選べます。
「上付き文字」を選んでから「2」を入力すると、「²」のようにきれいに2乗が表示されます。
もし見つからない場合は、「ホームタブ」のリボンメニューをよく見てみてください。
数式をたくさん入力する場合は、数式ツールも活用するとさらに便利です。
ショートカット
【Ctrl+Shift+= というショートカットもあります。】
このショートカットを使えば、マウスを使わなくても素早く「上付き文字」に切り替えることができます。
「Ctrl+Shift+=」を押してから「2」を入力すると、「²」と同じ表記になります。
もう一度「Ctrl+Shift+=」を押せば、上付き文字が解除されるので、通常の文字に戻せます。
キーボード操作に慣れている方や、何度も使う場合はこのショートカットを覚えておくと、とても便利ですよ。
Googleドキュメント・スプレッドシート
ドキュメント
- Googleドキュメントでは、文章の中に2乗を入力する場合、「上付き文字」に切り替えて「2」を入力します。
- メニューの「書式」→「テキスト」→「上付き文字」を選ぶと、簡単に切り替えられます。
- ショートカットを使いたい方は「Ctrl+.(ピリオド)」を押すと、すぐに上付き文字に切り替わります。
- 上付き文字は、数式や単位を入力するときだけでなく、脚注番号や特殊な記号を書くときにも使えるので、覚えておくととても便利です。
- 「²」だけでなく、「³」や「°(度)」なども同じように入力できますよ。
スプレッドシート
- Googleスプレッドシートでは、
=A1^2と入力すると、「A1セルの2乗」を計算することができます。 - また、
=POWER(A1,2)と入力しても同じ結果が得られます。こちらは関数形式なので、関数の使い方に慣れたい方にもおすすめです。 - 表示だけ「²」にしたい場合は、セルに「²」を直接コピペして貼り付ければOKです。
- ただし、これはあくまで見た目だけの表示になりますので、計算式としては使えません。
- スプレッドシートでは、「計算」と「表示」を使い分けることが大事なので、用途に応じて使い分けてくださいね。
PowerPointで「²(二乗)」を表示する方法
PowerPoint でも「x²」のように 2乗(上付き文字)を入力するのは、とてもかんたんです。
以下の方法から、お好きなやり方を選んで試してみてくださいね。
方法①:上付き文字に設定する
- 通常通り「x2」のように入力します。
- 「2」の部分だけをマウスでドラッグして選択。
- リボンの「ホーム」タブ → 「フォント」グループの「上付き文字(X² のアイコンなど)」をクリック。
- これで「x²」のように小さく上付きで表示されます。 ([ちょげぶろぐ][1])
方法②:キーボードショートカットを使う
「2」を上付き文字にしたいときは、選択した状態で次のキーを押すと便利です:
Ctrl + Shift + +
(※「=(イコール)」キーでなく、プラス「+」キー) ([Microsoft サポート][2])
マウス操作が面倒なときや、何度も使うときはこちらがサクッと使えておすすめです。
方法③:特殊文字(記号)として「²」を挿入する
もし「²」を直接使いたい場合は、PowerPoint の「挿入」タブ → 「記号と特殊文字(Symbol)」から「²」を探して挿入するのもアリです。 ([Microsoft サポート][3])
たとえば単位の「m²」や数式の「x²」を正しく表示したいときに便利ですよ。
電卓アプリの場合
- スマホの電卓は、横向きにすると関数電卓になります。
- 関数電卓モードでは、「x²」のボタンを押すと、2乗の計算が一発でできます。
- iPhoneやAndroidともに、標準の電卓アプリで対応しているので、特別なアプリを入れなくても大丈夫です。
- もし関数電卓が表示されないときは、スマホの「画面の回転設定」がオンになっているかをチェックしてみてください。
- また、他の電卓アプリ(「関数電卓」アプリや「Google電卓」など)にも「x²」ボタンがあるので、使いやすいものを選んでくださいね。
【もっと便利に】数式入力のコツ

数式モードを使う
WordやGoogleドキュメントには「数式モード」という便利な機能があります。
このモードを使うと、普通の文章とは違い、数式をきれいに整えて入力することができます。
たとえば、分数や平方根、累乗(2乗や3乗)などの複雑な数式も、ボタンひとつで入力できます。
Wordの場合は、「挿入」タブから「数式」を選ぶと、数式モードが立ち上がります。
「x²」や「√」といった記号も、数式ツールバーから選ぶだけで入力できるのでとても簡単ですよ。
Googleドキュメントでも、「挿入」→「数式」で同じように数式モードが使えます。
「^」や「_」を使って、累乗や下付き文字も簡単に入力できるようになっています。
数式モードは、見た目がきれいなだけでなく、読みやすく伝わりやすい資料作りにも役立ちますので、ぜひ活用してみてくださいね。
LaTeX記法も便利
理系の方や教育関係の方なら、x^2 という書き方もよく使います。
これは「LaTeX(ラテフ)」という、論文や研究などでよく使われる数式入力の記法です。
たとえば、x^2 と入力すると「xの2乗」として表示されますし、rac{1}{2} と入力すれば「1/2」の分数がきれいに表示されます。
最近では、GoogleドキュメントやWordの数式モードでも、LaTeX記法が使えることがあります。
LaTeXは一見難しそうに見えますが、慣れるととても便利です。
複雑な数式もすばやく入力できるので、数学好きな方や、勉強・研究中の方におすすめですよ。
【HTML・コード】Webで使う場合

Unicodeコード
U+00B2は、「²」を表す国際的な文字コードです。- Unicodeは世界中の文字や記号を共通で扱えるコード体系で、多くのソフトやWebサイトで使われています。
- この「U+00B2」は、上付きの「2」を正しく表示するための正式なコードなので、文字化けしにくいのが特徴です。
HTML実体参照
- Webページで「²」を使いたい場合は、HTMLの「実体参照」も覚えておくと便利です。
²と入力すれば、ブラウザ上で「²」と表示されます。- HTMLタグの中や、ブログ記事、Webサイト作成時にも安心して使えます。
- たとえば、面積を表す「m²」と入力すると、「m²」と表示されますよ。
ブログやホームページで使いたい方は、ぜひこれらのコードを活用してくださいね。
2乗(²)を使うよくある場面

「²(2乗)」を使うのは、ただの数字の見た目・表記だけでなく、“意味” のある場面が意外とたくさんあります。
たとえば、次のようなときに使うことが多いですよ
面積や単位を表すとき
- 部屋や土地、四角形の「面積」を求めるとき。たとえば正方形なら「一辺 × 一辺」で、単位も 「m²」「cm²」「km²」など“²付き”で表します。
- お菓子のラベル、包装紙の広さ、布のサイズ……普段の生活でも「㎡(平方メートル)」など、2乗の単位はよく出てきます。
数学・物理・計算式で「数を自分自身で掛ける」場合
- たとえば「3 の 2乗= 3 × 3 = 9」のように、ある数を2乗するとき。これは算数・数学の基本の一つです。
- また、図形の面積や、距離の二乗/変化量の二乗など、学校の勉強・理科・物理・統計などでもよく出てきます。
数式・報告書・書類などで “きれいに” 表記するとき
- 「m2」や「m^2」と書くよりも、「m²」のように上付き文字で書いた方が読みやすく、見た目がきれい。
特に論文、レポート、スライド、書類など、きちんとした体裁が求められる場面で役立ちます。
- 単に “装飾” としてだけでなく、「²」を使うことで「“平方” や “面積”」という意味が伝わりやすくなります。
日常のメモや説明でも使うときがある
- 料理のレシピ、DIY、家の間取りや家具配置、ガーデニングのスペース計算など、生活の “ちょっとした計算” のとき。
数と単位を混ぜて書く場面では、2乗があると便利。
- ブログ・SNS・メモ帳で「平方メートル」「㎡」「cm²」などを書くときにも、「²」で書けるとスッキリして、読みやすさアップ
【よくある質問】

3乗や平方根はどうやって入力するの?
3乗(³)
- Windows:Alt+0179
- Mac:記号ビューアから選択
平方根(√)
- Windows:Alt+251
- Mac:記号ビューアから
「x^2」ってどういう意味?
「^(キャレット)」は、昔のコンピューターで使われていた記号です。
今も数式入力ではよく使われています。
文字化けしたときはどうするの?
- フォントが対応しているか確認しましょう。
- 「²」はUnicodeなので、基本的には安心して使えます。
Wordで「²(二乗)」を入れる一番かんたんな方法は?
Wordで二乗記号を入れるなら、
「2」を選択 → 上付き文字をオンにするだけ が最速です。
手順は次の通りです。
- 「x2」などと入力
- 「2」だけをドラッグして選択
- ホームタブ → [上付き文字](x² アイコン) をクリック
ショートカットなら
Ctrl + Shift + +(プラス)
で一瞬で上付きになります。
スマホで二乗を入力する一番ラクな方法は?
スマホでは、IME の変換を使うのが一番早いです。
- iPhone/Android共通
文字入力欄に 「2じょう」「にじょう」 と入力 → 変換候補に 「²」 が出ます。
もし候補に出ない場合は、
この記事内にある コピペ用の「²」 を貼り付けるのが確実です。
Excelの数式で二乗記号を表示するには?
Excelでは、セルに表示するか、計算式に使うかで方法が変わります。
● 表示だけしたい(見た目を整える場合)
- 「x2」と入力
- 「2」だけ選択 → 右クリック → 「セルの書式設定」
- 「上付き」にチェック → OK
● 計算として2乗したい場合
数式バーに
=A1^2
のように 「^2」 を使います。
(こちらは実際の二乗計算になります。)
Chromebookで二乗が表示されないときの対処法は?
Chromebookの一部アプリでは フォント非対応 が原因で「²」が表示されないことがあります。
対処方法は次の2つです。
- 別フォントを選ぶ
・Arial
・Roboto
・Noto Sans
など、一般的なフォントだと表示されやすいです。 - 上付き文字に変換する方法に切り替える
「2」を入力 → 右クリック → [テキストを上付きにする]
(アプリによって名称は前後します)
もしどうしても表示されない場合は、
アプリ内で 画像として「²」を貼る方法 もあります。
二乗記号をコピペしても表示されないのはなぜ?
コピペしても表示されない場合は、次のどちらかが原因です。
- アプリ側のフォントが「²」に対応していない
- 自動で別のフォントへ置き換えられている
対処法はとてもシンプルです。
- 別フォント(Arial/Noto系など)を選ぶ
- コピペではなく、
数字を上付き文字に設定して作成する
この方法だと、ほとんどのアプリで正常に表示されます。
【トラブル対策】2乗がうまく入力できないときは?

「2乗の記号がどうしてもうまく入力できない…」そんな時は、次のポイントをチェックしてみましょう。
- テンキーがオフになっていませんか?
ノートパソコンなどでは、「NumLock(ナムロック)」キーがオフになっているとテンキーが使えなくなります。記号入力の時は、テンキーが有効になっているか確認してくださいね。 - コピー&ペーストが一番確実ですよ。
この記事の上部にある「²」をコピーして、必要な場所に貼り付ければ、環境を選ばず簡単に使えます。困った時はまずこれがおすすめです。 - フォントを変えてみるのも効果的です。
一部の特殊なフォントでは「²」が正しく表示されないことがあります。そんな時は、「Arial」や「Times New Roman」などの一般的なフォントに変更してみてください。 - 入力方法が合っているか再確認しましょう。
Windowsの「Alt+0178」やMacの「文字ビューア」など、デバイスによって操作方法は異なります。自分の使っている環境に合わせた方法を選んでくださいね。 - それでもうまくいかない時は?
パソコンやスマホの再起動や、入力ソフトの再設定を試してみると解決する場合もあります。慌てずにゆっくり試してみましょう。
表示の不具合を避けるために知っておきたい累乗記号のポイント

累乗記号(²・³ など)はとても便利ですが、アプリやデバイスによって 表示が崩れる・文字化けする・反映されない などのトラブルが起こることがあります。
ここでは、安心して使うための注意点をまとめました。
フォントによっては正しく表示されないことがある
累乗記号は、すべてのフォントが対応しているわけではありません。
特に「²」「³」などの上付き記号は、フォントによって 四角い□で表示されたり、別の記号に置き換わることがあります。
避けたいトラブル:
- Word・Excelで四角(□)になる
- スマホで文字化けする
- ウェブ上で意図しない記号に見える
対策:
- Arial
- Times New Roman
- Noto Sans / Noto Serif
など、一般的で対応範囲の広いフォントを使うのが安心です。
コピペした累乗記号は環境によって不具合が出ることも
ネットで見つけた「²」をコピーして貼り付けても、アプリ側で非対応フォントに変換されてしまうケースがあります。
よくある現象
- Word に貼ると表示が消える
- Excel で数字が別フォントに置き換わる
- スマホの一部アプリで「?」に変わる
対処方法
・コピペではなく 上付き文字機能で作る
・「2」を選択 → 上付きにする
これなら表示が崩れにくく、どの環境でも安定します。
アプリごとに「表示できる文字」が違うことを理解しておく
PowerPoint、Word、Excel、スマホIME、Chromebook、ブラウザなどは、
それぞれ 表示エンジンが異なるため、対応文字に差があります。
例えば:
- Chromebookで「²」が表示されない
- WebブラウザではOKだが、スマホアプリで表示が欠ける
- Excelでは見えるのに、印刷すると文字が化ける
対処方法
- 上付き文字で再現する
- 対応フォントを選ぶ
- 表示テストを複数のデバイスで行う
SNSやメールでは文字化けしやすい
Twitter(X)、LINE、メールでは、
端末によってフォントがバラバラなため、
²・³ が文字化けしやすい傾向があります。
おすすめの方法:
・SNSやメールでは「^2」と書く(例:x^2)
・数式として誤解がないなら、無理に装飾記号を使わない
読み手に正しく伝わることが最優先です。
ウェブサイトで累乗記号を使う場合の注意
HTMLでは、フォントが環境依存のため、
記事の見た目がスマホとPCで違って見える場合があります。
最適な書き方:
x<sup>2</sup>
のように、HTMLの supタグを使うと見た目が安定します。
【豆知識】知っているとちょっと楽しい♪

「2乗」は英語で?
- 「2乗」は英語で squared(スクエアード) と言います。
- たとえば「5の2乗」は「5 squared」と表現されます。
- 英語の数学用語ではよく使われるので、学校の英語の授業や英会話でも覚えておくと便利です。
- 「square(スクエア)」は「四角形」や「正方形」という意味もありますが、「2乗する」という動詞の使い方もあるんですよ。
生活の中の「2乗」
- 日常生活でも「2乗」は意外と身近です。
- たとえば、**面積を表す「平方メートル(m²)」**では、「メートルの2乗」という意味になります。
- 「平方センチメートル(cm²)」や「平方キロメートル(km²)」なども、同じく「長さ×長さ」で求める面積ですね。
- 他にも、光の強さや音の大きさを表す物理の計算式にも2乗が登場することがあります。
- また、料理レシピの分量計算やDIYで材料を測る時にも、「2乗の考え方」が役立つことがあるんですよ。
- こうして考えると、「2乗」は数学だけでなく、暮らしのいろんな場面で使われていることがわかりますね。
【まとめ】2乗の入力はこんなに簡単!

- まずは「²」をコピペして使えば、すぐに使えます。初心者さんでも安心ですね。
- 慣れてきたら、Altキーやショートカットキーを活用して、さらに効率よく入力してみてください。
- パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも簡単に入力できる方法がたくさんあります。
- よく使う方は「ユーザー辞書」に登録しておくと、もっと便利になりますよ。例えば「にじょう」と入力するだけで「²」が出てくるので時短にもなります。
- WordやExcel、Googleドキュメントなど、アプリによっても入力方法が違いますが、今回ご紹介した方法を使えば困ることはありません。
- 数式入力や文章作成など、いろんなシーンで2乗を使いこなせるようになると、作業がぐっとスムーズになりますよ。
お疲れさまでした♪
この記事が、あなたのお役に立てたらとても嬉しいです。
もし「3乗」や「平方根(√)」の入力方法も気になる方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!

